Pico4買ったのでメモ
頭は一個なんだけどねぇ。
OculusGo、Vive無印、Index(予備機含め2台)、Quest、Rift S、Quest2と7台のHMDを所持していて、Quest3の発売も近いのに、このタイミングでPico4ですよ。
(アマゾンには10月10日発売って情報が出たらしいですね)
メイン機のIndex、性能についてはまったく文句がないのですが、いかんせん
重いのよ。メチャ重いのよ。通年首痛なのよ。
なので、メチャ軽くて装着感がメチャ良いと話題のPico4を買ってみました。
気が向いたら、写真とかもアップするかも。とりあえず、気になった点をメモメモ
Pico4はPico Technology(北京小鳥看看科技)が2022年9月に発表したHMDです。
昨日、届いたので、早速、セットアップしてバーチャルデスクトップでVRCを試してみました。
○ファーストインプレッション
ちっせぇ&軽い。ちゃんと中身あるんだろうかと心配になるレベルです。
○ハードウェアの確認
本体、コントローラー、コントローラー用のストラップx2、充電機、短いUSBケーブル(両側 typeC)、眼鏡用スペーサー、ノーズパット、書類一式(クイックガイド、ユーザガイド、安全および保証ガイド)の一式が入っていました。
本体、メチャベタベタと保護シールが貼られているので全部はずします。
コントロラーの電池ケースにも通電防止シールが貼られているので外します。
普段眼鏡使用しているので、薄い眼鏡用スペーサを本体とフェイスクッションの間に挟むだけです。(磁石でくっつくので簡単)
試しに被ってみましたが、パット横に眼鏡のツルが入るスペースがあるので、全く干渉しません。素晴らしい!Pico4は眼鏡完全OKでした。
あと軽い、メチャ軽い。index死ぬほど重いので、それだけでも買う価値あるかも。
ノーズパットを付けると完全に外界の光が入らなくなるので没入感が上がります。
コントロラーのデザインはリングが干渉しないように横についているのでピタッと両手を付けやすいです。ただ作りがチープなのと、ボタンが小さめなのが誤爆し易いのが気になりました。(単3電池4本使います。付属してます)
本体はイヤホンジャックがなくtype CのUSBが1個あるだけです。
スピカーはストラップ左右についています。HMDを被った際に、ストラップの後ろ(バッテリ部分)を首の方へ深く配置しないと音が耳まで届きにくいです。
スピーカーと本体前面のマイクの距離が近すぎるのかマイクがスピーカーの音を拾ってしまうので、対策は必須になります。
念のため、本体はフル充電してからセットアップをおこないました。
フル充電するとLEDライトがグリーンになります
○本体セットアップ
電源ON後にコントローラーのチュートリアルと、トリガーとクリックの仕方のレクチャーがあって、国の設定、ネットワーク選択でWifi接続用の設定(接続パスワードの入力)を行います。
セットアップするのにPicoIDが必要になります。
Pico4のセットアップ途中で作ることもできますが、最初にスマフォにPicoVRアプリを導入してそちらでIDを作ってしまった方が簡単です。(ID作成時にメアドに飛ばしたコードを入力する必要があるのですが時間制限があるのでスマフォで作業した方が楽です)
スマートフォンでPicoID名を修正。適当な名前とサムネが付けられてしまうので、
アプリ下の私をタップし、サムネをクリック右上のペンアイコンをクリックすると名前をクリックすると任意の名前に変更出来ます。(サムネの写真も差し替えられます)この名前はVirtual Desktopの接続にも使うので、わかりやすい物が良いかと思います。
ポリシーと利用規約を読み、確定を押すとIPD(瞳孔間距離)の調整画面になるので見やすい位置に調整に調整すれば、利用可能になります。
※眼鏡使えると言いましたが、遠近両用眼鏡はやめた方が良いです。眼鏡のレンズ上面と下面で度数が違うので、うまく調整ができません。アタシは以前使っていた近視用の眼鏡を引っ張り出して使っています。
○PCとの接続
メーカーからPICOLinkという接続アプリを使って接続できるらしいのですが、
画質がいまいちとかいう話を聞いたので、Virtual Desktopを試しました。
PCのブラウザで下記のURLを開き、
[Downtown Streamer App]をクリックしてソフトを任意の場所にダウンロードして、インストール。
起動したら、アタシの環境だとGeForce ExperienceのShadowPlay設定が干渉するらしい警告がでたのでShadowPlay機能の設定をOFFにしました。
スマートフォンのPicoVRをクリックしてストアからVirtual Desktopを選択、購入。支払いはPayPalもしくはクレジットカードが選択できるようです。
購入できたらPico4から未インストールアプリにVirtual Desktopがいるのでインストール。インストール完了後、起動させると警告とユーザID名が表示されるので(これはPicoIDと同じ名前になります)ユーザID名をPC側のVirtual DesktopのPicoユーザ欄に記入してSAVEすればOK。
これでPCと接続ができました。メチャ簡単で驚いた。
○Steamの起動とVRC
Pico4の画面がPCのデスクトップ画面になるので、コントロラーをマウス代わりにしてSteamVRを起動させます。SteamVRからVRChatを起動させました。
すんなり、Pico4でPCVRが起動できました。マイクやスピーカーも問題なく認識しています。コントラーにはタッチセンサーが内蔵されているようで、軽いタッチでVRCのアバターの表情が変更できました。
※日頃Indexをメイン機として使っているので、Outside-In環境で慣れているのでInside-Out環境はなれないのでちょっと手こずりました。起動時のHMDの高さが反映されちゃうようで、床に座って設定してて、いざ立ち上がったら、アバターが宙ぶらりんになって驚きました。(Pico4のプレイエリアの再設定で戻りました)
画質については有線接続のVR機器と遜色ない感じです。
パンケーキレンズのため、白のにじみが少ない印象ですね。
その他は普通?
マイクの音質は良さそうですが、マイクの位置が近いためか、息の音まで拾ってしまうみたいです。またハードウェアのところでも書きましたが、マイクとスピーカー位置が近いのでのスピーカーの音を拾ってしまいます。VRCなどのコミュニケーション必須なゲームをプレイする場合はイヤホンなどでループバックの対策が必要です。
※とりあえず、USB充電とイヤフォンジャックが付属したコネクタを発注したのでそちらが届きしだい、また試してみたいと思います。
○とりあえず総括
装着感がメチャ良い。軽い、軽い、軽い。
メチャ軽い。あと眼鏡使ってても全然らく。HMD本体をくいっと持ち上げられるし
眼鏡付けたままプレイできるので超ラクですわ。
あと熱がこもりにくいいように感じました。体外のHMD熱を持つので蒸れるのですが、(Indexは全面にサードパーティ製のファンを付けて強制的に排気してます)
Pico4も上部にスリットがあって強制排気をしているようなので、長く装着していても不快感はすくなかったです。
マイクとスピーカー自体は及第点ですが、干渉するので、工夫が必要。(イヤホンジャックが無いのは若干痛いです)
画像はパンケーキレンズなのでにじみが少ない印象をうけました。
IPDは無段階で調整できるのは良い点でした。
Quest2との映像部分での比較の差異はあまりないと感じました。
バッテリーはPico4の方が大型らしいので、Quest2に比べるとヘリが少ない印象です。
UI操作画面周りは、Questのパク…リスペクトなのでアレです。わかりやすいですね。
コントロラーは値段なりにチープな印象。小さめなので、女性などの手が小さい人には良いかも。電池2個で動きますが、そんなに重さは感じませんでした。
コントローラーのリング位置が工夫されていて両手を合わせたときに干渉しないようになっているのはとても良かったです。
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んじゃぁ、これからメイン機としてPico4を使うのか?っていうと
映像の綺麗さ、滑らかさ、音質などの点からIndexは外せないですねぇ。
視野角130度、リフレッシュレート標準120Hz(なんなら144Hzまでいけちゃう)
あとマイクの音質も良いし、スピーカー(非接触型ヘッドフォン)が非常に高性能。
片目あたりの解像度は後発のQuest2、Pico4が上ですが、実際に映像をみると、残像感を感じる事がありません。
(この辺が、死ぬほど重くて、首がモゲそうになってもindexユーザがindexから離れられない理由だと思う)
とはいえ、
Pico4の装着感は異次元の快適さなので、ゲーミングPC持ってて、これからVR始めるって人には良いかも。Quest2よりは快適差はめちゃくちゃ上です。マジで快適。
アタシもライトに使う時とか、疲れちゃって、750gを頭に乗せたく無い時に
Pico4を使うことになるのではないかと思っています。
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追記
typeCでUSB充電が出来て、イヤホンジャックが接続できるアダプタ買いました。
肝心なイヤホンが自宅になかったので、持ってたイヤホン、弟にあげちゃったの忘れてた。仕方がないので追加で有線イヤホンと無線イヤホンも買うことにしました。無線の遅延がどのぐらい酷いのか確認したいと思います。